寝具素材に求められる機能とは!?
寝具で使用される頻度の多い繊維は、アクリルとポリエステルです。
毛布や、カバーなどに多用されます。
理由は、安くて丈夫だからです。
でも、大きな問題があります。
それは吸湿性・発散性が乏しいことです。
アクリルの公定水分率は、2.0%です。
例えば、重量2kgの毛布だとすると、40ccの水分しか吸収できません。
寝汗がコップ1杯(180cc)だとすれば、22%相当なので、殆どがパジャマに吸収され、身体が汗ばんで寝冷の原因となります。
ポリエステルは0.4%なので、もっと吸いません。
寝具素材で大切なことは、吸湿性・発散性の能力が高いことです。
常に乾いた状態をキープして、保温性が下がらないものが最適な素材なのです。
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