睡眠環境アドバイザー 谷澤三義「快眠ブログ」

カテゴリー:

寝具素材のエビデンスとは!?

 

繊維が、どのくらい水分を含有する能力があるのかを測定したのが、「公定水分率」という表になります。

 

例えば、寝具でよく使われる繊維は・・

ポリエステル・・0.4%

アクリル・・2.0%

綿・・8.5%

羽毛・・13%

 

安価な掛ふとんの中身は、ポリエステルが使用されますが、0.4%なので、ほとんど汗を吸わないことになります。

したがって布団内部が蒸れて不快になり、熟睡できないのです。

 

毛布によく使われるアクリルも、2.0%という低い数値なので、同じ現象になります。

 

冬場にアクリル毛布を使っていると、なんだか蒸し暑くなり、足を外に出し、空気を入れ替える仕草をした経験はありませんか?

 

羽毛は二桁の13%なので、とても吸湿力の高い繊維だと証明できます。

 

性能の良い寝具の特徴は呼吸することにより、吸湿性・発散性が高く蒸れないことです。

 

JIS規格による計測なので、エビデンスとして採用できます。

 

このことから、掛ふとんは「羽毛ふとん」

 

敷ふとんは、「キャメル」が最適な寝具素材と証明できますね!