高齢になり筋肉が衰えると、「夏は暑がり、冬は寒がり」の体質になります。
じつは筋肉が断熱効果を生んでいるのです。
ところで、もうひとつ注意することがあります。
熱帯夜で、室温が30℃を超えていても、高齢者は、さほど暑く感じていないことが多いのです。
体感温度のセンサーが鈍くなっているので、エアコンも入れず、扇風機でさえも使わないという事例が多いのです。
結果、脱水症状を起こし、熱中症を発症して重症化してしまいます。
高齢になると、すべての身体のセンサーが鈍くなることを前提にして、早めの対策で乗り切ることが大切になります。