高枕は、江戸時代から日本人に好まれているようです。
最も、その当時の枕は敵に襲われても直ぐに起きれるように高い枕を使用したという説もありますが・・
ところで、高すぎる枕は健康上の深刻な問題になるかもしれない! という論文を「殿様枕症候群」と命名して、国際学術誌に研究結果を発表しています。
首の骨のそばを通る動脈に負担を掛け過ぎて血栓を誘発する危険があるという説です。
現代において、江戸時代と同じ作りの枕を使う人はいませんが、普通の枕でも、異常に高いものや、硬い枕を使うことにより体の変調をきたすことがあります。
枕は柔らかい素材で、自分の首の深さに合ったものを使うことが大切です。