「ウレタン・マットレスの上に直に眠ることなど、絶対にありえません！」

 

 

私が２０歳の時（昭和47年）は、名古屋の繊維問屋で丁稚奉公（修行）をしていました。

 

２ｔトラックのトヨタ・ダイナにマットレスを満載（８０本？）して、ふとん屋さんに配達をしていました。

 

１店舗に１０本降ろします。

 

本当に、どうしてこんなによく売れるんだろうかと思いました。

 

・・答えは簡単です。

 

もめん敷ふとんは、すぐに硬くてペチャンコになるので、その下にマットレスを敷くのです。

 

寝心地もソフトになり、とても寝やすくなるのです。

 

・・でも、あくまで「木綿敷ふとん」が主役なので、マットレスの上に直接寝ることはありません。

 

それは、背中が蒸れて不快になるのが解っていたからです。

 

 

・・時代は進んで、令和になりました。・・

 

いろんな種類のマットレスが販売されています。

 

「シーツだけ使用して、直接ねてください！　という説明のもとに販売されていることに、とても違和感を覚えます。

 

石油素材寝具を直接、身体に触れる位置に使うことに疑問を感じます。

 

ウレタン・マットレスは、あくまで補助商品です。

 

メインとして使うものではないと思います。

 

「適材適所」という言葉がありますが、素材の特性を生かした使用方法をするのが正解です。

 

ウレタン・マットレスの使い方には十分ご注意ください。