「打ち直し」の意味とは!?
「打ち直し、やっていますか?」という質問電話を頂きました。
「どうして、打ち直しをしようと思ったのですか?」と、お聞きしました。
①物を大切に長く使いたいから。
②おばあちゃんに、「まだ使えるから、打ち直しをしなさい!」と言われたから。
・・この二つが主な理由のようです。
そもそも、打ち直しができるのは、「もめんふとん」に限られます。
そして、打ち直しとは、製綿機にかけ、硬く締まった古い綿を、ほぐすことです。
決して、綿そのものが新品になることではありません。
打ち直しを何回もすると、繊維が細かくなるので、へたりも早くなってしまいます。
もめん綿の特徴は、吸湿性は良いのですが、発散性が劣るので、こまめに日干しをする必要があります。
ふとん側も、羽毛ふとんの側とは違い、繊維の織密度が荒いので、こまかな綿ぼこりが出ますので、アレルギー問題に関係します。
最近の高気密な寝室に使う場合、部屋の掃除をマメにしないと、ホコリが溜まりやすくなります。
・・このようにマイナスな特徴が多すぎるので当店では、打ち直しの取り扱いをしていません。
常に新時代の生活環境に即した寝具が一番、利に叶った寝具だと考えますので、当店では、ホコリのでない吸湿性・発散性の機能の高い動物繊維の「キャメル敷ふとん」を提案しています。
寝具も進化し続けていますので、時代に合った機能を持っているのかを確認をしてから判断することをお勧めいたします。
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