羽毛ふとんの善し悪しは、メーカーの技術力で決まる!?
羽毛ふとんのダウン率の件で質問を頂きました。
☛・・「アメリカのFTC(米国連邦取引委員会)規格が一番良いと聞きましたが、ということはアメリカ製の羽毛ふとんが一番良いという意味ですか?」
答・・「ダウン率の審査基準に許容範囲が無いと言う意味です。つまり90%ならば、誤差なしで90%のダウンが入っていないと認めないというスタンスです。」
ちなみに日本の場合、羽毛業界での許容範囲が-5%です。90%表示でも、85%以上ならばOKということです。
私は、羽毛選別機械を何度も見ましたが、機械の構造上どうしても、誤差がでるのは、ある意味やも得ないと推察します。
ダウン率も重要な選択基準ですが、一番大切な選択肢は、鳥種です。
つまり、どんな羽毛の種類(ダックorグース)を使用しているのかが重要です。
①鳥の種類は?
②ダウン率は?
③原産国は?
羽毛ふとんは、これ程までに多くの制約をうけて合格したものが市場に出ます。
最終的には、羽毛ふとん製造メーカーの技術力と信頼性が問われる商品だと言えますね!