深夜にテレビをつけたら、ショップチャンネルで、「羽毛ふとんのリフォーム」を紹介していました。

リフォームメーカーは、どうやら山梨県のようです。

広告宣伝で、特にアピールしていたのは、「富士山の湧水で羽毛ふとんを綺麗に洗う！」　ということでした。

確かに、富士の霊水で汚れた羽毛を洗えば綺麗になるだろうと、イメージが湧いてきます。

とても上手いCMですね！

・・ところで、当店の新品の羽毛原料はすべて台湾で洗っています。

その理由は、台湾の水は硬水だからです。

カルシウムとマグネシウムを多く含んだ硬水は、日本の軟水で洗うより羽毛の洗浄度が高くなります。

ハンガリー産、ポーランド産、すべて当店で販売している羽毛ふとんの原料は、台湾の水で洗ってから日本に再輸入します。

手間は掛りますが、本物の羽毛ふとんを作るには必要な工程なのです。