一番、眠りやすい環境とは!?
羽毛ふとん用の掛カバーのお話です。
いろんなタイプのカバーが市販されています。
①綿100%カバー
②ポリエステルカバー
③アクリル、毛布調カバー
素材自体は①が一番良いのですが、綿100%、細い糸で高密度織のカバーが羽毛ふとんには最適です。
目的は、ふとんの軽量化と、ハウスダストの侵入を防ぐことです。
・・逆に一番悪いカバーは、③です。
羽毛ふとんを少しでも温かく感じるように、毛布のような肌触りのカバーを付ける気持ちは理解できます。
ところが問題は素材のアクリルです。
水分をほとんど吸わないアクリルは、結露してパジャマなどに付着し、体温を下げるのです。
暖かいと思ってしたことが、実は体を冷やしているのです。
触感も重要ですが、一番大切なことは、「寝床内温度」を適性値にすることです。
爽やかで、自然なぬくもりが、人間にとって一番、睡眠しやすい環境になります。