羽毛ふとんを、日干しする意味とは!?
「羽毛ふとんは乾燥力が高いので日干しは、しなくても良い!」と販売員に言われたことはありませんか?
・・でも、こういう問題があります。
素材が吸う水分量を測る基準値のことを、「公定水分率」といいます。
(綿・・8.5% 羽毛・・13%)
簡単に言えば、綿100%の掛カバーは、MAXどのくらいの水分を吸うことができるのか?です。(答68g)
例えば羽毛ふとんを例に取ってみると・・・
①ふとん側(綿100%) 1000g×8.5%=85g
②羽毛1000g入り 1000g×13%=130g
③ふとんカバー(綿100%)800g×8.5%=68g
合計283ccの大量の水分を蓄えることができます。
すごい量の水分を吸いながら、実のところ全てを吐き出すことが
できないので、ふとんがジメジメして保温性が下がってきます。
だからこそ、定期的に日干しをしなくてはいけないのです。
注意①日干しできない羽毛ふとんもあります。
注意②寝室の湿度が高いと、更にジメジメします。