羽毛ふとんを26年間研究しています!?
父親も、養子に来て25歳くらいから、ふとん職人になりました。
「ふとんの出来不出来は、角作りで決まる!」と良く教えられました。
四隅の綿がしっかり入っていないと、綿が中心に寄ってくるからです。
この教えも、残念ながら「羽毛ふとん」には全く通用しません。
製造方法が根本から違うからです。
羽毛ふとんの時代になった途端に私は、「東京蒲団技術専門学校」に半年間、住み込みで覚えた知識や技が全く役に立たなくなったのです。
寝具業界は、もはや技術ではなく、知識の世界になってしまいました。
でも、前知識が無く、ゼロから勉強したことが返って良かったと思います。
先入観がなかったからこそ、「羽毛ふとん」の神秘性も理解できました。
睡眠と羽毛ふとんのプロ、「睡眠環境アドバイザー」ライセンスを取得して、26年が経過しました。
それでも今なを、「羽毛ふとんの見極めは難しい!」と感じている日々なのです。