製造方法が難しいのが羽毛ふとん!
私は、23才の時に、東京蒲団技術学院を卒業して、寝具製作技能士の国家免許を取得しました。
当初の20年間は毎日、朝から晩まで「もめんふとん」を作っていました。
ところが羽毛ふとんの時代に入ると、その技は、羽毛ふとんの製作には、まったく役に立ちませんでした。
羽毛ふとんは、手先の器用さを持ってしても製造できる物ではありませんでした。
製造工程がとても多くて複雑で、しかもそれぞれの分野を細分化して、各々のプロが関与して、ようやく優れた「羽毛ふとん」が出来上がります。言わば、分業制です。
たった一人で、全ての工程を請け負う「手作りふとん」とは、まるで異なっていたのです。
そこで経営方針を技術力から、知識力にシフトチェンジをして、早30年が経過しました。
今では、「羽毛ふとんの睡眠館オーガニック」として、自信を持って皆さまに、高品質な羽毛ふとんをお届けしています。