フレイル脱出作戦!?
壮絶な体験をしましたので、お話します。
・・それは、「フレイル」です。
フレイルとは、・・病気ではないけれど、年齢とともに、筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい、健康と要介護の間の虚弱な状態のことです。
3年前(70才)・・体重が5k減って50kgになる。
特に体調も悪くなかったので、そのまま放置
2年前(71才)・・また体重が5k減って45kgになる。
さすがにビックリして癌検診(前立腺がん・膵臓がん)をうけるも、異常なし!
身長171㎝で、体重45kは、もう骸骨そのもの・・
風呂場の鏡で裸をみると、肋骨が浮き出て、お腹がへこんで、見るも無残な姿です。
理由もなく激やせするのです。
高齢になると、体力が衰えるのは当たり前ですが、そのスピードには個人差があります。
辛いのは・・
①朝、ベッドから起き上がれない
②筋肉がなくなり、背中が痛くて寝られない
③超寒がりになり、服を着て寝る
④ペットボトルの蓋が開けれない
⑤風呂から出るのに5分かかる
⑥体中の関節が痛い
⑦股関節も痛くなり、歩けない
もっとたくさんあり過ぎて、書ききれないほどの症状が出ます。
そして、不思議なのですが、そのタイミングで、「フレイル」という言葉を耳にします。
お医者さまに対処方法を聞くと・・
「タンパク質を多く取り、運動すること!」のみのアドバイス!
筋肉を付けることを意識して生活しなさいとの事!
タンパク質を取っても、運動をしないと筋肉に変化しないのだそうです。
肉も運動も嫌いな私にとっては、過酷な指令です。
でも、やらなければ、「寝たっきり老人」になるのは目に見えています。
そして、やった事は・・・
①苦手な肉を食べる
②プロティンのサプリを飲む
③散歩を毎日する
④スクワット・腕立て伏せをする
⑤エアロバイクに乗る
肉体改造プランに沿って、毎日ルーティン化しました。
痛いのを我慢して、やり続けました。
・・その結果は・・
今では、体重が52kgまで快復して、以前と同じ体調に戻りました。
この3年間で、地獄と天国を体験しました。
人間は、死ぬまで身体を動かさなければいけない動物のようです。
あの巨大なマグロも、毎日泳ぎ続けているから元気なのですね!