羽毛布団のふとん側のお話です。
昔の羽毛布団は、プリント柄といって、とても綺麗な色彩の側が多かったです。
その理由の一つは、当時の羽毛布団はとても高価で、20万~30万以上もしていました。
だから、豪華に見えるように派手な色彩を好んで付けました。
でも時代と共に派手な色は敬遠されるようになり、今日では無地カラーが主流となりました。
実を言えば、プリント柄は多色刷りなので、多くの色を重ねて印刷します。
そのことにより、通気性が無地よりも劣るのです。
昔の羽毛布団が蒸し暑い原因の一つは、多色刷りだったからです。
厚化粧をすれば、肌がほてると同じ理屈なのです。