アトピーや喘息等のアレルギー疾患を持っている方の寝具選びは、とても注意が必要です。

ホコリが出ない合成（化学）繊維の寝具を選びがちですが、問題点があります。

確かにホコリは出ませんが、静電気の発生や、吸湿性の悪さから、皮膚呼吸がスムーズにできません。

よって毛穴を損傷しているアトピー患者さんは、皮膚呼吸がスムーズにできないので、表皮体温が上がることにより、より痒くなるのです。

防ダニふとん、防ダニカバーは、化学繊維を大量に使用しているので、期待した効果はでません。

・・・では、どうすれば良いのか？・

ホコリを完全に除去した衛生的な「動物繊維の寝具」にするのです。

「羽毛ふとんは危険だから使用しないように！」と皮膚科の先生が言う場合があります。

確かに夾雑物（ヨゴレ・ホコリ）が付着した羽毛ふとんは最も危険ですが、逆に完全な迄に衛生加工を施した羽毛ふとんでしたら安心・安全です。

動物繊維にこだわる理由は、呼吸する繊維なので、蒸れにくく爽やかだからです。

水鳥自信も、自分の羽毛が不衛生ならば、人間と同じようにアトピーになります。（鳥肌になる！？）

水鳥も人間も、元々は綺麗な体毛しか生えてきません。

清潔な状態を維持することにより、アレルギーにならない環境が保たれます。

超衛生的に製造した羽毛ふとんで眠ることにより、始めて熟睡が可能となります。

（※ワセリンを皮膚に大量に塗布した場合は、カバーに付着してしまい、寝具が呼吸できなくなり、思うような効果が出ない場合がありますのでご注意ください）