昭和時代の婚礼布団の中には、必ず「本麻掛布団」が入っていました。
最も、その頃の「本麻掛布団」の中綿は、純綿でした。
布団側に、本麻の縮織りの生地を使用していたのです。
側のヒンヤリ感は伝わりましたが、中綿が純綿なので多少の熱が、こもりました。
ところが、現代の「本麻掛布団」は、ふとん側も、中綿もすべて本麻です。
麻を綿状にする技術が確立できたので、オール本麻が可能になったのです。
ヒンヤリ感も格段に高くなったので、エアコンなしでも寝られる人もみえます。
時代が進むとともに、寝具も進化してゆくのですね!