創業100年に想う事とは!?
私は、18歳で名古屋の繊維問屋に丁稚奉公に行きました。
2年後の20才になり今度は、静岡県にあった「東京布団技術専門学校、静岡分校」に入りました。
住み込みで入校して、朝から晩まで「もめんふとん」の制作をして技術を習得し、半年間で卒業しました。
今、振り返ると2年半の修行が役に立ったのは、昭和の時代までだった気がします。
平成になると、手作りもめんふとんの受注が激減し、羽毛ふとんへと変わってゆきました。
羽毛ふとんは、とても個人の手作りではできません。
それほどまでに、製造方法が複雑で繊細なのです。
平成時代は、「羽毛ふとんと睡眠」の勉強に明け暮れ、今日の令和に至っています。
今では睡眠環境アドバイザー、「寝具と睡眠のプロ」として皆さまのお役に立てる寝具専門店を目指しています。
創業100年の内、私が関わったのは、50年間です。
たった半分だけでも、これだけの事業変化なのですから、今更ながら驚かされます。