環境に優しい寝具!
9月に入りましたが、残暑は続くようですね。
どうぞ、お気をつけください。
さて、9月になったことで、当店の創業が100年となりました。
100年前、大正時代のふとん屋といえば、綿の打ち直しを依頼されて、自家工場で製綿をして、それをお客さまが取りにくる、という方式です。
つまり、ふとん屋は製綿加工のみで、実際にふとんを作るのは、主婦の仕事でした。
昔のおかみさんは、できることは何でもやる!というバイタリティーに溢れた頼もしい存在のようだったようです。
私が稼業のふとん屋を継いだのが21歳でした。
今から50年前のことです。
その当時でも、製綿依頼のみのお客さまは、まれにありました。
糸と針を分けて売って欲しいとの依頼もありました。
でも、平成時代になると一切なくなりました。
そして令和になったら、もめんふとんの依頼は、0となりました。
「軽くて、暖かくて、環境に優しい寝具」を求める時代になったのです。