令和は、「立って半畳、寝て2畳」
「理想のベッドの大きさを教えてください!」との質問です。
そこでベッドの、よもやま話を少しだけ、お話しします。
ベッドで一番大きなサイズは、「キングサイズ」です。
幅が、180㎝になります。
王様のように、一人でユッタリと眠る理想のサイズです。
これだけの大きさがあれば、寝返りもスムーズにできます。
両手をいっぱいに広げても、手がベッドの端に届きません。
しかもスプリングバネの数量が多くなり、体重の耐圧分散が無理なく行われるので、ベッドの耐用年数が非常に長くなります。
「身体の疲れが取れて、ベッドが長持ちする!」・・まさに良いことづくめになります。
・・ここで現実に戻り、お客さまの寝室の広さをお聞きしました。
「6畳なので、Sサイズ(100㎝)を考えていますが、狭すぎますか?」
「身長が170㎝なので、最低でもSD(120㎝)をお勧めします!」
・・という流れで最終的に、SDを購入されました。
購入後のアフター電話で感想をお聞きしました。
「広いかと思ったけど、掛ふとんが軽く感じたり、寝返りがゆったりできるので、疲れの取れ具合がまるで違いますね!」
江戸時代の諺に、「立って半畳、寝て1畳」というのがあります。
400年前から寝るには、タタミ1畳分(90㎝×180㎝)は最低でも必要だと認識されていたのです!
江戸人の平均身長が150㎝と言われていますので、令和は、やはり「寝て2畳」が理想ですかね!?