睡眠環境アドバイザー 谷澤三義「快眠ブログ」

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動物繊維の最高素材は・・!?

敷ふとんの最適な素材は、動物繊維です。

その理由は、吸湿・発散の呼吸をして、爽やかになるからです。

一般的には、羊毛が有名ですが、当店では扱っていません。

その理由は、スケールがあるからです。

羊毛の表面は、人の髪の毛のように、スケールと呼ばれる鱗(うろこ)状になって、この構造が水を弾き吸湿性を与えます。

特性は確かに良いのですが、欠点もあります。

スケールどうしが年月とともに絡みあって、へたってしまうのです。

つまりペチャンコ(フェルト化)になるのが早いのです。

そうなると、空気層もなくなり、保温性が下がってしまいます。

そんな欠点が出ない動物繊維を探したら、なんとありました。

獣毛繊維のキャメル(ラクダ)です。

キャメル毛の中芯は多孔質繊維。毛と毛の間に空気をためて、とらえた体温を逃がしません。

しかもスケールが無いので、毛が絡み合わず硬くなりません。

フェルト化しにくい毛の特性は中わたのへたりを抑え、抜群の耐久性を発揮。

しかも寝返りの打ちやすい適度な固さでしっかり支えます。

動物の特性を生かした寝具が本物の寝具と言えますね!