とてもデリケートな羽毛ふとん・・!?
羽毛ふとんや、ウール(羊毛)敷ふとんなどの天然の動物繊維は、とても機能が高いので、人間が使う寝具の材料としては最適です。
・・ところが問題点もあります。
動物の毛は正直いって原料の初期段階は、とても汚いのです。
フケ、垢、砂よごれ、などの多くのよごれが付着しています。
だから何度も何度も、手間をかけ水洗いをします。
キレイな状態にするまでに、とてもコストが掛かります。
でも、この手間を省くと、「アトピー・ぜんそく」の原因にもなりかねません。
この作業を手抜きせずに完了すれば、ようやく最高の寝具材料となります。
どこまで妥協せずに、この工程を遂行するかは、メーカーの判断に任されています。
皮膚科の医師が、「羽毛ふとんは使わないで・・」という言葉は、あながち正解なのです。
中途半端な清浄方法の羽毛ふとんがあったならば、絶対に使用しないでください。
それほどまでに、デリケートな環境で製造しているのが、羽毛ふとんなのです。
「日干し・水洗い」ができる羽毛ふとんにする為には、多くの技術革新(特許)が用いられている証拠でもあります。