本物のベッドの証とは!?
かなり昔の話です。
「日本ベッド」の商品を取り扱うに当たり、茨城県にあるベッド工場を見学させて頂きました。
とても広い工場内に、まだ完成前のスプリングベッドが置かれていました。
工場長が、「谷澤さん、このベッドの上に寝てみてください!」といわれました。
私は、「えっ、まだバネだけの状態の上に寝るんですか?」
・・半信半疑のまま、言われるままに寝てみました。
バネのゴツゴツ感が分かると思っていたのに、全く解らず、快適な寝心地だったのです。
工場長いわく、 「これが1200個のバネの凄さなんです!」
確かに異常なほど細かくバネを敷き詰めると、もう人間の感覚さえもにぶらせてしまうのです。
「・・このベッドの開発には苦労しました!」 という言葉には、説得力があったのでした。
本物のベッドには、チャンとした理由があったのですね!