「もめんふとん」は、綿花を輸入して、製綿機にかけて「ふとん綿」を作り、あとは布団側に綿を入れて完成です。とても製法がシンプルです。

ところが、羽毛ふとんの場合は、そんな簡単にはいきません。

植物繊維とは違って、動物繊維には、夾雑物（フケ・垢・ゴミ）が混入していますので、完全除去しなければ、アレルギー反応を引き起こします。

当店の羽毛ふとん製造方法の手順の一例です。・・・

①ハンガリー産の羽毛原料を台湾に搬送します。

②台湾の硬水を使用して大型清浄機にて水洗いしたのち、羽毛を選別します。

③日本の羽毛工場にて、幾多の品質検査をします。合格したのちに、再度洗浄工程（特許製法）を実施。

④すべての工程をクリアできた原料で、いよいよ「羽毛ふとん」を製作します。（制作方法も理に叶った特別な方法にて）

このような、多くの難関をクリアして、始めて「日干し・水洗い」のできる超清潔な羽毛ふとんが誕生します。

動物繊維を寝具の材料にするには、多くの手間暇と高度な技術が必要となるのです。