ふとんの素材






シルク (絹100%)

日本古来から伝わる動物繊維である。桑の葉を食べ、蚕となる過程に生まれた素晴らしい繊維である。

繊維がとても細くて、フィット性が高く吸湿性や保温性も高い。又、薄くて軽いので取り扱いも便利である。

唯一の欠点は、耐水性がないので、洗えない事だけである。

 

木綿 (もめんわた)

西暦1200年に日本上陸以来脈々と受け継がれて今日もふとんの素材としては、人気が高く馴染みが深い。 

最近のリフォームブームの中、唯一、リサイクル可能な繊維として、新たに注目されつつある。日干しした時の、太陽の臭いがする繊維としての代名詞があるほどだ。

唯一の欠点は、重くて、乾燥力が動物繊維より低いので、取り扱いが若干不便である。

 

麻 (あさ)

麻綿の歴史も古い。平安時代から、すでに寝具として使用されていたという古事もある。

その最大の特徴は、ヒンヤリ感である。繊維の中では、熱伝導率が一番高いので、主に夏の寝具素材として、定着している。

ただ、加工が難しいので、寝具メーカーの技量の差が出やすく、製品の優劣差が激しい。

ラクダ毛 (モンゴル産)

モンゴルのゴビ砂漠に生息する「ふたこぶラクダ」の毛である。ウールとヘアーの2種類の毛をブレンドして、耐久性を高めている。

吸湿性・発散性・透湿性・保温性・耐久性などの、寝具に求められる要素を、ほとんどクリアーしている、素晴らしい動物繊維の代表格である。

ただ、加工が難しいので、寝具メーカーの技量の差が出やすく、製品の優劣差が激しい。

ラクダ&ジャコウ牛(ブレンド)

北極圏内に生息するジャコウ牛の毛を贅沢にも使用した寝具素材は、最高峰に位置付けられる。

反発力が高いので、敷ふとんとしての、支え感を充分満たし、腰痛防止にも役立つ。

硬い毛なので、単独使用は難しく、あえてキャメル毛と、ブレンドして使い易くしている。

羽 毛

一般的には、羽毛と一口に言うと、ダウンとフェザーの混合した物をいう。その種類は多品種にわたるので、肉眼での品質の差を見極めることは、不可能である。

それゆえに、「羽毛ふとん」としての価値を判断するのは、容易ではなく、専門家のアドバイザーの助言が必要となる。

掛ふとんの素材としては羽毛の果たす役割は絶大なものがあり、今後も君臨し、動物繊維の優となるであろう。

羽毛 (フェザー)

羽毛の中で、大きな羽根の形をしたものを、フェザーと呼ぶ。

特に大きなものは、ラージフェザーといい、主に枕などに使用される。

小さなものは、スモールフェザーと呼ばれ、羽毛ふとんの素材となることが多い。

グース(鵞鳥)とダック(アヒル)では、同じファザーでも、耐久性が違うので、用途に応じて、使い分けられる。

羽毛 (ダウン)

羽毛ふとんの素材で、多く使われるのが、このダウンである。

水鳥の体のおもに、内側に生えており、体温低下を防いでいる。その役目から素晴らしい保温性や、耐久性などの、数多くの素晴らしい特性を持っている。

ダウン率の高い方が、機能が高いので、ふとんとしての価値が出る。

「軽くて暖かいふとん」の代名詞が一番ぴったりする素材です。

詳しくは、睡眠環境アドバイザー谷澤三義にお尋ねください。