〜快適な眠りのための情報 Part.8〜

冷えに勝つことが

快眠と健康への近道

 

 自律神経の働きに影響を与える「冷え」

なかなか寝付けない、安眠できないなど冬の寒さによる冷えに、多くの人が悩まされているはず。でも実はこの冷えこそが健康と密接な関係にあるのです。いわゆる不定愁訴(原因の分からない身体のさまざまな痛み、重苦しさ)は、冷えが原因で引き起こされる自律神経失調によるものと考えてよさそうです。

自律神経は、私たちが生きていくのに必要な身体の働きを自動調節している神経です。寒いとガタガタ震えたり、物を食べると唾液や消化液を分泌して胃腸が運動を開始するといった生理現象はいずれも自律神経が調節しているのです。この機能がうまく働かなくなると血液循環がうまくコントロールできず、身体のある部分が冷えだします。これが冷え症です。私たちは、眠くなると手足の皮膚の血管が拡張し、眠る準備を開始します。血管を拡張させることで体内の熱を放出し、体温を下げて眠りやすくするのですが、冷え症の人は、自律神経のバランスがくずれているため手足が常に冷たく、この血管の拡張がスムーズにおこなわれません。そのため寝付きが悪いのです。

また眠れないことが自律神経の働きをさらに乱し、イライラ・疲労・頭痛・貧血・肩こりなど全身に不快な症状があらわれだすこともめずらしくありません。

 

効果的な保温はまず「背中」から

背中には背骨に沿って身体のすみずみまで栄養と酸素を運ぶ血管、大動脈と大静脈があるため、背中から温めると全身の血行がよくなります。血のめぐりが良くなると、寝付きやすく自律神経の働きも調節され次第に冷えも改善されていきます。ただ日本の冬は底冷えがすることもあり、どうしても冷気のある足元からの冷えは防ぎにくいもの。そこで寝具、とくに敷寝具を見直すことが床、畳からの冷えを遮断するよりよい対策法となります。

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